第34回 紅茶と文学 報告
課題本「セブンティーン」
2022/4/3@新宿
-ご挨拶-
今回は9名の方にお集まり頂き、初参加の方が5名でした。
今回の紅茶
- 紅茶と文学ブレンド水出し(ニルギリBOP+ディンブラBOP+α)
- アッサム SFTGFOP
■初の新宿開催
以前Twitterで「都内で行きやすい場所はどこか」と言うアンケートを取ったのですが、渋谷~池袋間が一番票が多かったので、新宿で開催してみることにしました。
どんな場所でやるか毎回悩むのですが今回は会議室を借りました。貸し会議室は手頃できれいで使いやすい、と言う条件だと中々いい物件がないのですが、今回の会場は古いマンションでしたが悪くはなかったと思います。ゴールデン街のすぐ裏、と言う立地も中々ディープです。
会場からは西新宿のビル群と花園神社の桜が見えました。その裏はゴールデン街です。
■課題本「セブンティーン」
今回の課題本は大江健三郎作、セブンティーン。
大江作品で一番有名な作品かと言われるとそうでは無いですし、内容割ともエグかったりするのですが、課題本としては語りがいがあると思いチョイスしました。三島があれだけ人気なのに大江健三郎はいまいち顧みられてないような気がしております。すごい作家なのに。。
■セブンティーンについての感想
参加者の方にセブンティーンを読んでみて、また読書会を通して思ったことを書いて頂きました。
最後に集まった本を撮影。この絵も中々素晴らしい!
■開催後記
今回は全員初読の方でした。左派知識人代表のような人なのでいい意味でイメージを裏切られたのではないかと思います。自意識過剰な「おれ」に対する感情は男女差があったようで、男性陣は共感できる、女性からはあまり共感できないという意見が聞かれました。
次回開催はGW開けになりそうです。