
第45回 紅茶と文学 報告
カラマーゾフの兄弟
フョードル・ドストエフスキー著
2024/10/5&12/14@渋谷
今回は計12名での開催、初参加の方が4名でした。
今回の紅茶
- ニルギリFOP 水出し
■満を持しての超大作・カラマーゾフの兄弟
当読書会はドストエフスキーの「罪と罰」を読むために始まったと言う歴史は誰もが知る事かと思いますが(あれ、知らない?)個人的に「罪と罰」と双璧をなすドスト作品と思っていたのが「カラマーゾフの兄弟」でした。罪と罰を読んだことでドスト経験者になった訳ですが、やはり一作品しか読んでないのでは堂々と振舞えない思いもありました。
年末は課題本に大作を選ぶことにしていて、昨年が百年の孤独でしたので今年はついに読むしかない、という事で課題本に選びました。あまりにも長いので参加者がいるかな・・と多少の不安もありましたが結果的に10名以上にご参加頂けて良かったです。
■参加者が最近思う事いついて
毎回アイスブレイクとして参加者の方に直近の楽しかった事や憤りを感じた事などを語ってもらっています。
・憤 有給使いたかったの会議があるから出社したら上司が休みやがった
・憤 駅で噂のぶつかりおじさんを発見し勝負しに行ったら敗北を喫した
・楽 一人カラオケに行くことにはまっている
・楽 娘の吹奏楽の発表会がありそれを楽しみにしている
・楽 この読書会が楽しみでしょうがなかった←当然ですね
・楽 冬なのでおでんを作る事にはまっている
■カラマーゾフの兄弟を読み終えての感想
直前キャンセルが5人ほどいましたが、参加者は皆読破した方々です。2000ページ近い枚数を投げ出さずに来てくれたことに感謝ですね。感想を書いて頂きました。■開催後記
ついに、と言っていいでしょう、カラマーゾフの兄弟の読書会を終えることが出来ました。初回の罪と罰を終えてから足掛け7年、ようやくカラマーゾフを読み終えることが出来ました。読み終えての正直な感想は「罪と罰の方が良かったな」という思いでしたがどうやら本作には続編があったようで、この上中下は序章に過ぎないということです。壮大なる物語のプロットを読むとキリスト者アリョーシャの変節・転向の過程を重厚に描いていたと思うので、完成していたらさらに偉大な作品になっていたんだろうと思います。
何はともあれ計12名のご参加がなかったら自分も読めなかったと思うし、読み終えた結果人生の記憶に刻まれる大切な一作になりました。今回の会でいったん読書会自体に区切りを付けようとも考えましたが、今後も続けようと思うので引き続きご参加頂けると嬉しいです。