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第48回  紅茶と文学  報告  

遠い山なみの光り
カズオ・イシグロ著

2025/4/13@渋谷

 今回は計9名での開催、初参加の方が1名でした。

今回の紅茶

    1. ニルギリFOP 水出し 

■五歳で長崎からイギリスへ移住したカズオ・イシグロ

今回は積読本の中から読書会未実施の作家ということでカズオ・イシグロさんの著書を選びました。「日の名残り」や「わたしを離さないで」などが有名ですが、「遠い山なみの光り」は購入後未読のまま数年経過していてデビュー作という事で気になりこの本を選んだ次第です。舞台が長崎と言うのも良かったし、丁度映画も公開されるので絶好のタイミングでしたね。

■参加者の方が最近行った事

・ウォン・カーウァイの映画を映画館で観る

・長崎に行った 稲佐山も登った

・台湾漫遊鉄道のふたりを読んだ

・月と6ペンスを読んだ

・ハン・ガンの本を読んだ

・キャプテンアメリカを観すぎて流石に飽きてきた

・通訳ダニエル・シュタイン(ウリツカヤの作品)を読んだ

・本屋大賞の本を読んだ

・莫言 紅いコーリャンを読んだ

■遠い山なみの光りを読み終えて

作中で主人公の悦子は長崎を離れイギリスに暮らしています。作者のカズオ・イシグロも5歳で長崎を離れイギリスに行っているのである意味で自分の体験や経験を元に書かれた作品ともいえるかと思います。そこで舞台が長崎と言うのも生まれた土地から離れたことがあるか、そしてその時の心情を書いていただきました。

最後に集まった本を撮影

■開催後記

生まれてこの方東京を離れて別の場所に住んだことはないのですが、出張や旅行、登山等で全国各地、または海外も割と行っています。その土地それぞれの良さというのはあって、住んでみたいなぁと思える場所はいくつかありますね。山好きなので国内なら長野の松本、安曇野周辺、海外なら北イタリアかオーストリアかなぁ。まぁ友達や家族がいれば世界のどこでも割とやっていけるかもですね、逆にいないと無理でしょう。次回は古典文学かもなのでよろしくお願い致します。